学生時代は、農学部で微生物の研究をしていました。周りは、食品関連の企業に就職する人が大半だったのですが、僕は自分のやりたいこととの違いを感じてい ました。元々料理好きだったこともあり、大学卒業後に調理系の専門学校に進学し、ひらまつにも料理人として入社しました。
ひらまつでは、新卒で入社すると調理スタッフも、まずはレストランを知るためにサービスとして勤務する研修があるのですが、約半年、調理とサービスをロー テーションで勤務する間に、サービス人の仕事の楽しさを知り、料理人からサービス人への転向を希望しました。この世界に入ったのは「料理を創りたい」とい う想いからでしたが、実際に携わってみたら「お客様に料理を楽しんでいただくためのおもてなしをしたい」という気持ちの方が大きくなったんです。
結論を出すまでの間、シェフに何度も相談にのってもらったのですが、転向が決まったときには、「いつでも応援しているし、サービスになっても力になり続ける。頑張れ」と言ってもらったことが今でも忘れられません。シェフの温かさ、会社の懐の深さを感じました。この言葉があったからこそ、今の自分があるのだと思っています。
自分にとって、レストランは職場であると同時に、大きな家族でもあるのです。厳しいことも沢山ありましたが、想いが一緒の同僚や先輩たちと一緒に仕事をす ることで、この仕事の楽しさや喜びを感じることが出来ました。これからは、一緒に働く後輩たちとこの想いを共有し、温かい店を創って行きたいと思っています。















