ひらまつとワイン

ひらまつとワイン

フランス南東部・リヨンの北に位置するボジョレー地区。この地のワイン作りの歴史は長く、他のブドウ産地と同じようにカエサル率いるローマ軍によって発展し、健全なブドウ産地として栄えました。ボジョレー地区は、ブドウの生育に適した土壌、斜面、気候に恵まれ、ガメイ種の特徴をうまく発揮し、柔らかいタイプから厚みのあるものまで、個性を備えた素晴らしいワインを産出しています。近年、その名を一躍有名にしたのが「ボジョレー・ヌーヴォー」です。当地の農民が収穫を祝ったことが始まりと言われ、新酒はパリまで馬車で運び込まれ、収穫祭が行われていました。

さて、「ボジョレー・ヌーヴォー」の名をここまで世界に広めたのは、「ボジョレーの帝王」と称されるジョルジュ・デュブッフ氏です。デュブッフ氏は、それまでごく一部の地域でしか飲まれなかった新酒ワインの品質を世界中のワイン愛好家が認めるほどまでに高めました。また、戦略的なマーケティングにより、「ボジョレー・ヌーヴォー」をアメリカはじめ日本やヨーロッパ各地に広めることにも成功しました。ところが、この世界的なブームによる大量生産、大量消費が、「ボジョレー=ボジョレー・ヌーヴォー=安いワイン」というイメージを生んでしまい、本来のボジョレーワインの存在が忘れられてしまいました。ジョルジュ・デュブッフ氏と親交の深い平松宏之は、日本の皆さまへボジョレーワインの真価をお伝えしたいと考え、2009年より、ひらまつ各店でプロモーションを実施しております。

ボジョレーの中でも最上級のワインを生産する10の村は「クリュ・デュ・ボジョレー」と呼ばれています。中でも「キュヴェ・プレステージ」というシリーズは、フランスでは三ツ星クラスのレストランやジョルジュ・デュブッフ氏のご友人にしか提供されていない稀少なワインです。ひらまつでは、6種類の「クリュ・デュ・ボジョレー <キュヴェ・プレステージ>」を各店でご提供しております。とくに2009年は、デュブッフ氏が「ワイン人生の中で最高のミレジム!」と絶賛するほどの素晴らしいワインです。皆さまのボジョレーに対する認識が一新されることと思いますので、この機会にボジョレーワインの魅力を再発見してみてください。