PARTNER

ひらまつにかかわる人々

わたしたちひらまつと共鳴し家族のような関係を築くパートナー

ポール・ボキューズ氏

Paul Bocuse

Episode

ひらまつとポール・ボキューズ氏の出会いは2002年。日本人オーナーシェフのレストランが初めてミシュランの星を獲得したことを知り、パリの「レストランひらまつ」に食事に訪れたことから。シェフとしての平松とボキューズ氏の直接の出会いはその後の来日時。その邂逅はお互いにとって、言葉の壁を越えて通じ合うかのような時間だった。世界の大都市のみならずパリでの出店すら断ってきたボキューズ氏とひらまつの特別な関係はそこから始まり、日本はフランス・リヨン以外で唯一、彼の名を冠したレストランが存在する場所となった。

Profile

1926年、リヨン近郊に料理人の子として生まれる。10代から料理修業を始め、リヨンの名レストラン『ラ・ピラミッド』にて、伝説の料理人フェルナン・ポワン氏の薫陶を受ける。1960年に『レストラン ボキューズ』を構え、ミシュランの星を次々に獲得。1965年以降、世界最長のミシュラン三ツ星に輝き続けた。現代フランス料理の生みの親であり、全ての料理人にとっての憧れであり、神に近い存在。
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マルク・エーベルラン氏

Marc Haeberlin

Episode

2005年、「レストラン ボキューズ」のミシュラン三ツ星40周年祝賀パーティの席で出会ったのが、マルク・エーベルラン氏。ボキューズ氏の紹介で挨拶を交わしたときのマルク氏の優しい眼差しと屈託のない笑顔は、その瞬間から長く続くことになる両者の関係を象徴しているかのようだった。共に仕事をするようになった今も、出会ったその当時とまったく変わらない友好関係が続いているのは、マルク氏の人徳、そして「ひらまつ」との共鳴によるところが大きい。

Profile

1954年アルザスに料理人の子として生まれる。早くから父、ポール・エーベルランの後を継ぐことを決心し「トロワグロ」「ポール・ボキューズ」「ラ・セール」などの名店で修行。1977年に「オーベルジュ・ド・リル」の料理長に就任し現在もミシュランの星を守り続けている。父の偉業を継ぐだけでなく、現代料理界の牽引者として、第一人者ボキューズ氏からも絶対の信頼を得ている。穏やかな人柄ながら、進化への探求心を持ち、アルザス本店の大改装、ストラスブールにブラッスリー&ホテルをオープンするなど、精力的に活躍中。
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ジャック&ローラン プルセル兄弟

Jacques & Laurent Pourcel

Episode

職人気質のローラン・プルセルと、ビジネスセンスも兼ね備えた料理人であるジャック・プルセルという稀代の双子シェフとの出会いは、「日本でイベントをしてみたい」というジャック氏の想いからスタートする。当時パリにお店を出したばかりの若き双子シェフの精力的な活動は、遠く日本に広がり、皇居を一望する丸ビルの新店候補地のロケーションに、即答でひらまつとの関係が始まる。南仏を離れたがらないローラン氏も、日本の、ひらまつの料理人・サービス人のエキップ(連携の強い仲間や同志のこと)に惚れ込み、2002年から続く関係は年を重ねる毎に深く、強くなっている。

Profile

フランス・モンペリエ生まれ。1988年、若干23歳にして、レストラン「ル・ジャルダン・デ・サンス」をオープン。1998年には世界最年少でミシュランの三ツ星を獲得し、一躍有名に。フランス料理界の新しい風と称された料理は、「100年後のトラディショナル」をコンセプトに、クラシカルな料理を現代風にアレンジ。濃厚なフランス料理とは一線を画す、フルーツの酸味・甘み・香りを生かした繊細で軽やかな味わいで世界の美食家を魅了している。
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フィリップ・ミル氏

Philippe Mille

Profile

「ラ・セール」、「ホテル・ムーリス」など名門レストランでの修業を経て、弱冠38歳にして国家最優秀職人賞(M.O.F.)を受賞し、現在は、シャンパーニュ地方・ランスに佇むシャトー「レ・クレイエール」の二ツ星レストラン「ル・パルク」とブラッスリー「ル・ジャルダン」の総料理長として活躍する実力派シェフ。
「ル・パルク」のシェフ就任からわずか2年でミシュランの二ツ星を獲得、2008年のボキューズ・ドール国際料理コンクールで3位入賞を果たすなど、“グランド・キュイジーヌの大いなる希望の星”として国内外で高く評価されています。
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